年中無休を謳う、心斎橋・周防町通り沿いにある本格的トルコ料理店も、さすがにいまこの時はシャッターが降りていた。それでもこちらの口はイスタンブールに飛んでいるので、とりあえずアメ村のそれらしきお店を訪れた。中東風空間のなかランチメニューを差し出したのは、両腕にタトゥーを施した日本人のニーチャンだった。
「すいません、このなかで一番トルコ料理に近いのはどれですか?」ランチのセレクトは、キーマカレーから魯肉飯にまで及び、アジアすべてをカバーしていたからだ。ニーチャンはその場で答えることができず、いったん奥へ引っ込んだ。ついでに「このお店にトルコのかたはいらっしゃいますか?いろいろと心配なので」とも訊いた。
ニーチャンが薦めたのがこのシャクシューカというトマトソースの煮込み料理。本来は生卵を落として味をまろやかにするのだが、苦手だというと代わりにチーズで覆ってくれた。食べログのページにはイスラエル料理とあったけど、パクチーの苦味が気になる以外は十分に美味しかったから、地中海寄り中東料理ということにして納得した。
そしてこのお店にトルコ人は従事せず。アメ村特有のチャラい雰囲気、あくまでもエキゾチシズム優先のお店かと思いきや、ニーチャンはときおり店の片隅でシーシャ(水タバコ)を吸っていて、気がつくと隣席の黒人男性もシーシャを嗜んでいたからビックリ。ともあれ冒頭の本格的お店のほうには、近いうちに必ず行きますのでよろしく。
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