"acoakko live winter quartet"と題された今回のライブ、バックにはピアノ、セミアコ兼チェロ、パーカッションの3人、タイトル通りアコースティックな響きを押し出したステージ。ときおりヴィブラフォンを叩きながら歌う彼女を観るのは3度目。初回はどこかショービズっぽく、2度目はバンドサウンド、今回はしっとり系かと。
ひざ丈の黒いワンピースに身を包んだakko、独特の甘ったるい歌声は50歳が1週間すぎたいまでも健在。正直なところときおりピッチが怪しくなる歌唱力にはあまり期待できず、ふんわりとした雰囲気で勝負といったところ。もともと真面目なひとなんだろう、MCもあまりくだけることなく、ごくごく自然体のままこなしていく。
この日の白眉はやはりマイラバ(というか小林武史)一世一代の名曲と言っていい「Hello,Again~昔からある場所〜」。いつもはラスト近くに用意されていたこの曲、今回は割と早い目、そしてアレンジのほうはゆったり目、彼女もいつになく情感をこめて歌っていた。私はこの曲のためだけに毎回BBLに来ているようなもの。
…というか、ぜひ一度J-POP史に残る名盤「evergreen 」の完全再現ライブを味わってみたい。やっぱりそれは小林武史なしにムリかと思いきや、数年前の結成20周年記念ライブでは一度だけ完パケ披露したと。ふたりのあいだに生まれた女の子ふたりもミュージシャンだとか、できたら母娘そろってのステージにも期待する次第です。
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