いきなり「ファインド・ユア・ウェイ・バック('81)○」で先制パンチ。このパワフルでタイトな音は本当に目の前のジイさんたちが出してるのか。そして紅一点キャシー・リチャードソンの迫力に満ちた歌声、私自身にあまり経験がないせいか、ハードロック/ヘヴィーメタルの専売特許というべき伸びやかなシャウトに度肝を抜かれる。
オールタイム・ベストと言っていい贅沢な選曲。3曲目「カウント・オン・ミー('76)○」は初めてリアルタイムで接した彼らの曲。本来ならサビの部分で場内大合唱、コロナ禍ということでキャシーは「Whisper!」と。中盤で「セーラ('85)◎」「愛はとまらない('87)◎」と惜しげもなく、そして「ホワイト・ラビット('67)★」も忘れずに。
特記すべきはバンドの栄枯盛衰とともに歩んできたデヴィッド・フライバーグ。前半マーティン・バリン歌唱曲を歌ったときはやや遠慮がちも、後半ミッキー・トーマス歌唱曲となるや84歳とは思えない現役感、クイックシルバー・メッセンジャー・サービスのオリジナルメンバーだったという彼はまさに西海岸ロックの生けるレジェンド。
そしてラストは「シスコはロック・シティ('85)◎」「ジェーン('79)○」「あなただけを('67)★」どうだこの時代を見事にまたいだ贅沢な3連発!ほとんど老境に至った男達がここまでパワフルな現役感あふれる轟音をはじき出すとは…アメリカン・ロックの底力をまざまざを見せつけられたことし最初のライブ体験でありました。
★ジェファーソン・エアプレイン楽曲
○ジェファーソン・スターシップ楽曲
◎スターシップ楽曲
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