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2022年12月17日16:00

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清水ミチコ@フェスティバルホール

”カニカマの夕べ”と題された今回のツアー。”しょせんはニセモノだけと、年月を経て愛され続けるとだんだんホンモノと変わらなくなる”と自身を重ね、くしくもカニカマ誕生と同じデビュー50周年のユーミンをイジる定番ネタからスタート。ほぼ満席のフェスティバルホールはミドルエイジ女性ふたり組(ベレー帽多し)が最多客層か。

ことしの時事ネタを織りこんだ替え歌の生々しい歌詞や、阿佐ヶ谷姉妹や松尾スズキが登場するおふざけ映像、ステージ後方の大スクリーンを上手く活用してライブは進んでいく。ほとんどが彼女のピアノ弾き語り、中盤ではふだん岐阜で喫茶店を経営する実弟・清水イチロウが登場、ギターやボーカル(細野晴臣のマネ)でサポート。

ライブの白眉は”作曲法”。けっしてモノマネではなく、アーチストの特徴をとらえた音楽的パスティーシュ。今回料理されたのは福山雅治・小田和正・吉田拓郎・Mr.Children・Official髭男dism・B'zといった面々。対象がベテランになればなるほど、その曲作りの特徴だけでなく、歌詞世界にまで踏みこんだものが多かったような。

それにしてもここまで奥深く完成されたパロディの世界は海外にも類を見ないのでは。今後誰かが同じようなことを試みてもすべて”清水ミチコのモノマネ”と言われそうな。新年恒例の武道館公演は来年1月2日で9年連続とか。時事ネタにて前年1年をふりかえり、作曲法の新ネタにてお正月の笑い初めとするひとが多いということでしょう。
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