「午前中に済ませたいから朝は早いめに行かしてもらいますわ。横(カーポート)から勝手に入らしてもらいますんで、ゆっくり来てください」と大阪狭山シルバー人材センター。一度下見が済んでいるので要領を得ているのだろう。とはいえ発注者としてはのんびり構えるわけにもいかず、通勤・通学の群れに逆らって実家まで向かった。
「おはようございます、ご苦労さんです!」と言いながら裏庭に回ると、思った以上に作業は進捗。「8時前から来てますねん」そう言いながらも、ひとと話すのはあまり得意でなさそうなNさん。自治体主導で現役時代のキャリアを活かした業務に就くこのシステム、おそらくあまりひとと話す必要のない仕事に就かれていたのだろう。
こちらとりあえずはふだん締め切ったままの実家の空気を入れかえようと、まずは雨戸とサッシ窓を全開に。すぐさま鼻はグズグズ、目はシバシバときっちり花粉症がお出まし、一時は目を開けていられないほどの状況に。作業に関わるならともかく、目の前の草引きをただ見ているだけで過剰に反応してしまう自分の虚弱体質が情けない。
雑草でふくらんだゴミ袋は当初予定の5袋を上回る8袋。スッキリした裏庭だけでなく門扉周辺までも、まるでカタールのスタジアムで日本人サポーターが立ち去ったあとのように、チリひとつなくキレイにしていただいた。草引きにふさわしい季節は秋の終わりから冬の始め、つまりいまこの時期とか、また来年もよろしくお願いします。
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