ロットバルトバロン。メンバーチェンジもあったりして実質的にはボーカル&ギター担当・三船雅也のソロユニット名かと思ったりもするが、コアなファンからは否定されるかも。新メンバーといえるピアノ(シンセによるベース音兼任)とパーカッションに加え、男女2人ずつの弦楽四重奏を配してビルボードライブ大阪に初登場。
…などとエラそうに説明しているが、こちら彼らの音に接したのは、ことしの邦画傑作のひとつ、嵐莉奈ちゃんのみずみずしさが印象的だった川和田恵真監督「マイスモールランド」経由のみ。彼らが音楽を全面的に担当、いまこの時代にめずらしくサントラCDまでリリースしているというから本腰の入れ具合がわかろうというもの。
ライブの印象にふれないと。全体的にはリズムやメロディより言葉を重視したフォーキーな印象、ただフォークと言ってもボン・イヴェールとかジェイムス・ブレイクとか、今世紀の欧米の表現者が持つセンシティブな一面がそこに。なのでできたら小さな空間のほうが、そしてこれからの寒い季節に部屋の中でひっそりと聴く音かなと。
なので真夏の屋外フェスなどとは対極の位置かも…なんて考えていたら、来年にはいわゆるロックバンド的構成にブラスも加えフル編成でなんばHatchに登場とか、これにはさらなる興味津々、独特のハイトーンボイスでリリカルに攻めまくる三船雅也35歳もカリスマ的魅力十分、これからも目が離せない存在だと確信しました。
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