ことしからバックバンドを一新、既存のベテランロックバンドを丸呑みしたメンバー構成の影響か、幕開けからしばらくはけっこうハードなロックンロールで飛ばしていく。バックコーラスのひとりにはかって志村けんとドリフ加入を競ったすわ親治、「キネマの神様」キャスト交代の一件を思うと何やら因縁めいたものを感じてしまう。
このところ男性が増えてきたなと感じていたが、今回の客席はまったく逆に振れて女性20人に男性ひとりという印象。高所恐怖症は落ち着かない神戸国際3階席2列目から遠くに見るジュリーは何やらパーカーのようなものを羽織って登場、しばらくしてそれを脱ぐやこんどはスウェットのようないでたち、あくまで体型隠しに徹したか。
中盤で「勝手にしやがれ」「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」、スローアレンジの「TOKIO 」と続くや場内の空気は一気にヒートアップ、アンコールでの「ダーリング」そして名曲「あなたへの愛」をふくめた往年のヒット曲大盤振る舞いは、前回ツアーと同じだけの6曲ながら、1曲もダブリがないのはさすがジュリー。
アンコール1曲目は今週末公開、ひさびさの主演映画「土を喰らう十二か月」主題歌、90年代楽曲「いつか君は」(ただし主題歌決定情報解禁は今朝のこと、MCではいっさい触れず)。”まだまだ一生懸命”と銘打ったツアー、このあと来年6月25日ジュリー75歳の誕生日、因縁のさいたまスーパーアリーナまで25公演が続きます。
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