6月29日、93歳の誕生日に会って以来。その後ホームスタッフにコロナ感染者が出てしばらく面会禁止、さらに8月終わりには感染が利用者にまでおよび施設全体がクラスター化。そうなると南河内一円にいくつもの介護施設を持つ組織、小回りがいっさい効かないまま過ぎることほぼ2ヶ月、ようやく今週から面会解禁とのお知らせが入る。
週に一度のみ、一回あたり15分、面会者はふたりまで、ワクチン接種証明持参、検温・消毒のうえ、マスク・フェイスガード・アクリル板越し…というシバリはかたくなにも以前のまま、とりあえずはイの一番で解禁初日午前中に予約。こちらは弟とふたりという初めての組み合わせ、これまではそれぞれ夫婦で交替に面会していたから。
息子ふたりが目の前にならんで、どこか襟を正すような気分にでもなったのか、父親は親族一同の最近の動向をやたらと訊いてきた。以前とかわらず見かけは元気そのもの、ただ正直なところ耳はさらに遠くなっていて、会話が何度も中断、そのたびに私や弟がかわるがわる別の語彙や表現で補いあうような感じのやりとりになった。
施設の敷地内には保育園、園児たちがハロウィンの衣装で記念撮影。「Trick or Treat?」と父親が言うわけないけれど、KitKatとクッキーとクラッカー持参。郵便物をいくつか手渡し、ことしは年賀状どうする?と問いかけ。とりあえずは一歩前進、ふつうに個室まで行き来できる日がくるのはいつになることやらというところです。
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