来る9月25日(日)日立市民会館で開催されます。主催の吉田正音楽記念館にはがきで申し込む方式でしたが、すでに締め切りが終了していて、これからの申し込みはできません。
私も知ったのが遅く、残念ですが、会場にいけません。
フランク永井の恩師吉田正の百周年記念の催しは、昨年におこなわれ、NHKで放送されました。昨年のブログで紹介しています。
今年も、同所で開催されるというものです。放送についてはまだ不明ですが、わかり次第に紹介したいと思います。
昭和の歌謡史で吉田正の功績は極めて偉大なものです。1998年に国民栄誉賞を受賞しています。生誕の地茨城県日立市では誇る存在として、吉田正音楽記念館を運営し、恒常的な行事を企画しています。
ポスターによれば、当日の出演者は橋幸夫、三田明、辰巳ゆうと、おかゆです。司会は宮本隆治。
吉田学校の生徒の現役歌手のトップ2で、橋、三田の出演は当然でしょうね。人気、ヒット曲数においても抜群でした。今回ユニークなのはもう二方の登場です。
辰巳ゆうとは、このブログでも何度か紹介しました。第七世代などと呼ばれる若手歌手のなかでも、吉田正活躍時代の歌謡曲に魅力を感じて多くのカバーを出しています。フランク永井の歌も歌っているようですが、直接はまだ聴いていませんが、この度の公演では、きっと歌ってくれるものと期待しています。
辰巳については、もうひとつ、歌謡浪曲に何度も挑戦していることです。第七世代のグループには他にもいるのですが、堂々と歌謡浪曲を持ち歌として自信があるのは、たいへん頼もしく思います。
ビクターの若手でやはり、歌謡浪曲に挑戦している山内惠介がいます。今回、彼ではなく辰巳が出演というのは、それなりに興味を感じます。
そして、おかゆです。おかゆはビクターです。おかゆは、ともかく歌がうまく、流しというだけあって、歌える曲は山ほどあり、今回はどんな歌を披露してくれるのか、大変楽しみです。
フランク永井の盟友だった松尾和子。彼女も吉田学校の生徒でした。ムード歌謡で彼女に迫る歌手はなかなか見出せません。まあ、嗜好品と同じなので、難しい問題ですが、聴いていて安心感を得られる歌手と言うのは、私的には秋元順子です。彼女のカバーは、洋楽も含めて、うまさ、安定性、現在では最高レベルと思っています。
おかゆは、どの方向の歌手を目指すのか。とても楽しみです。
吉田正の曲のフランク永井自身のベスト的なものは「吉田正作品集」です。
有楽町で逢いましょう 西銀座駅前
夜霧の第二国道 公園の手品師
霧子のタンゴ おまえに
ラブ・レター 東京カチート
妻を恋うる唄 大阪ろまん
いずれも、昭和歌謡の宝物の一曲です。
吉田正が他の歌手に作ったものを、フランク永井が歌うというテーマでのアルバムは「吉田メロディーを唄う」です。
誰よりも君を愛す(和田弘とマヒナスターズ/松尾和子)
グッド・ナイト(和田弘とマヒナスターズ/松尾和子)
好きだった(鶴田浩二)
再会(松尾和子)
流れの船唄(竹山 逸郎)
回り道(和田弘とマヒナスターズ)
落葉しぐれ(三浦洸一)
泣かないで(和田弘とマヒナスターズ)
赤と黒のプルース(鶴田浩二)
街灯(三浦洸一)
東京の人(三浦洸一)
夜が悪い(松尾和子)
フランク永井は、恩師の曲を特別な配慮で思うのですが、聴いていてそのような感じは全く受けません。素晴らしい歌唱です。
どの歌手のために恩師が書いた曲であっても、フランク永井は恩師の姿勢、思想を認識していたものと思えます。だから、まるで、自分用に作ってくれたもののように受け止めて歌ったのではないかと思いました。
「誰よりも君を愛す」はここで収録されたのが最高ですが、松尾和子とデュエットで歌っているのも、なかなかの味わいです。また、これはライブでも好んで歌っていて、フランク永井は歌い込んでいます。
余談ですが「落葉しぐれ」は三浦洸一の名曲ですが、春日八郎がカバーでレコード化しています。これも、キングの春日が吉田メロディーをどう解釈しているかを理解する点で重要と思いました。なかなかの聴きごたえを感じました。
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