ホームスタッフにコロナ陽性者が出たと聞いたのが先月中旬のこと、またまた利用者と家族の面会は不可となってしまった。決定後すぐに電話をいただき、数日後には郵送によるお知らせも届いた。毎度ながらホーム側の細やかな労力には申し訳なく思う。ただ今回は意外と早く解禁となり、まずは先週月曜日に弟夫婦が出向いていた。
私自身の面会はほぼ1か月ぶり。父親はメール作成をだんだんとおっくうに感じてきたのか、何かを思いついたらすぐに私のスマホを鳴らす。ところがこちらの声は聞きづらいとみえて会話はほとんど成立せず、つまりこのところは私→父親はメール、父親→私は電話という一方通行のコミュニケーションが続いている。
ホームでの生活には満たされているのか、このごろは入居当初のようにあれこれ持ってこいというコマンドはない。今回は小袋に入ったおやつのリクエストのみ、ただ実家の洗面台まわりにある整髪品を全部取ってきてくれと。行きがけに探ったらそれらは丹頂チックと資生堂MG5という、文字通り昭和の香りがするものばかりだった。
しつこいようだけど15分というのは本当に短い。父親の五感がスムースに回転し、会話が佳境に入ったあたりでぶった斬られる感じだ。次回まではたとえ面会者が違っても1週間空けるのがルール。月末の29日、父親93歳の誕生日にはかならず面会できるよう、その間は弟夫婦とうまく調整していくつもりです。
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