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2021年12月29日16:40

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【2021 今年の10本 日本映画】

ことしは濱口竜介と今泉力哉、両監督の作品群が際立っていた印象。ここではあえて代表作だけを。長尺の作品そして物語の流れもゆったりした感触ながら、あっという間に全編が終了してしまう濱口マジック、そして東京の街でさまよう令和の若者群像を描かせたら一品の今泉魔術。どちらも素晴らしい。とりあえずはベストテンから。

1.ドライブ・マイ・カー
2.街の上で
3.花束みたいな恋をした
4.由宇子の天秤
5.サマーフィルムにのって
6.海辺の彼女たち
7.COME & GO カム・アンド・ゴー
8.スパゲティ・コード・ラブ
9.猿楽町で会いましょう
10.騙し絵の牙

《次点・順不同》
「空白」「あのこは貴族」「すばらしき世界」「茜色に焼かれる」「いとみち」

主演男優賞 西島秀俊「ドライブ・マイ・カー」
   次点 古田新太「空白」
主演女優賞 瀧内公美「由宇子の天秤」
   次点 伊藤万理華「サマーフィルムにのって」
助演男優賞 仲野太賀「すばらしき世界」「あの頃。」「ONODA 一万夜を越えて」
   次点 金子大地「猿楽町で会いましょう」「サマーフィルムにのって」
助演女優賞 中田青渚「街の上で」「あの頃。」
   次点 草笛光子「老後の資金がありません!」
新人賞   伊藤万理華「サマーフィルムにのって」
   次点 駒井蓮 「いとみち」

3位は人気スター同士の共演、このときめき感も映画には必要な要素。それ以上に麦(菅田将暉)のふるまいにはいろいろ考えさせられた。4&5、まったく対照的な存在ながらハジケまくるヒロイン。7&8、いかにも大阪・いかにも東京な群像劇。痛快なエンタメ作品の10位、昨年の「罪の声」同様に塩田武士原作からは目が離せない。

個人賞。新人の定義づけがちょっとわからないけど、とにかく伊藤万理華の破壊力には圧倒されたので主演次点にも。中田青渚は女性4名を代表して、というかあの長回しシーンそしてキメゼリフに降参。主演・天海祐希ともども宝塚歌劇へのオマージュあふれた熱演の草笛光子にはやはり敬意を表したいというところです。
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