十一月場所2年ぶりの九州開催、いつの間にやら地味に始まっていたような。他のスポーツや世間一般に話題が豊富というよりも、大相撲のほうにこれといったトピックがないと言ったほうがいいかも。白鵬引退と言われるかもしれないけど、本来なら大ニュースとなる大横綱の引退を、そうでなくしてしまったのは彼自身に起因するのでは。
そしてその白鵬の名前が番付から消えただけで、なにやら角界全体の層が薄くなったように思えてくるから不思議なもの。彼自身は最晩年にほとんど相撲を取っていなかったにもかかわらず。努力して最高位を手にした照ノ富士だけは気の毒に思うけど、大関や三役陣は、ひとつずつ格下げしたほうがその実力にふさわしいのではと。
誰でもいいからブレイクスルーする力士が早く出てきてほしいと思うけど、このところ続くどんぐりの背比べ状態が終わる気配まったくなし。ことしの新入幕力士は翠富士と一山本のわずか2人、これは年6場所になって初めてとのこと。いかに新陳代謝のない土俵が続いているか、結局は照ノ富士一人勝ちの時代がしばらく続きそうな。
とりあえずご当所”くにもん”の奮起に期待した正代はあっさり初日負けてしまうし、期待の20歳、十両北青鵬もきょうから休場してしまった。今場所にかぎっては阿炎が大勝ちしそうな気配、ただ今後どこまで続くやら。コロナが明けて、すべてのエンタメが活況を取り戻したとき、大相撲人気の行方が心配な九州場所の幕開けです。
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