【2020年7月東京オリンピック開会式。新国立競技場を埋めた7万人近い観客が一瞬静まると、そこには拍子木の音だけが鳴り響いた。横綱朝乃山堂々の土俵入り。太刀持ちはなぜか阿炎、露払いもなぜか竜電。そのとき来賓席にいた米トランプ大統領はスクリーンに映る朝乃山を指さしながら思わず叫んだ「彼はあのときの奴じゃないか!」】
…みたいなことを、朝乃山が初優勝した2年前のちょうどいまごろ勝手に想像していたんだけど。ところがオリンピックは1年延期となりそこから先はまったく見えてこないし、トランプはきっちり再選ならず、そしてこのたび朝乃山は神楽坂通いして虚偽報告…。なにもかもがワヤになってしまったコロナ禍におけるグダグダ感。
トラブルメーカーの輩出という高砂部屋の悪しき伝統はまたまた継承。本場所休場中に日米野球を観戦した横綱、同じく休場中に母国でサッカーに興じていた横綱。クルマの運転は禁止事項にもかかわらず人身事故を起こした小結。そういえば朝乃山以上になまぐさい言動がもとで今週の新潮砲に撃たれた竜電も、もともとは高砂一門の力士だった。
朝乃山の場合、ウソをつきながら土俵に上がっていたことも重い処罰の対象となるはず。大関という地位を考えると3場所謹慎の阿炎よりまちがいなく厳罰に。これで近大出身ヒーローの座は完全に阪神・佐藤輝のもの。それにしても神楽坂みたいなエリアにもキャバクラがあるとは知らなかった。東京の街はふところが深い、朝乃山は脇が甘かったけど。
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