日本で活躍した外国人プロ野球選手、その訃報はいつだって唐突。ずっと便りがないこともあるけれど、年月を重ねたすがたを折々に見る日本の名選手と違って、はつらつとプレーしていたころのイメージをずっと抱いたままでいるから。ハル・ブリーデン享年76歳。もうそんな歳になっていたかと自分の歳を置いといて思ってしまう。
タイガースに在籍したのは1976年から3シーズン、それはこちらの中3から高2。レッドネックという言葉はまだ知らなかったけど、腕っぷしが強くやたらとたくましい米国白人。あとあと保安官になったと聞いたときはあまりにもできすぎた話だと。こんな強面の大男が田淵の後に登場するのだから、相手ピッチャーは気が抜けない。
いやいや当時の虎打線は藤田平と中村勝が1、2番、ラインバックと彼が田淵を挟み、掛布と池辺や東田が下位を打っていたから怖いものなし。ことし2021年の打線はもちろんのこと、1985年のそれと比べても遜色なく、やがて近鉄バファローズが飛ぶボールをやたらと飛ばすまで、たしかシーズンチーム本塁打の記録を保持していたはず。
背番号44。縁起が悪いとかで外国人選手御用達の番号だけど、タイガースの場合はバースがそのジンクスを払拭、昨年まで44を背負っていた梅ちゃんが、今季の44アルカンタラとまもなくバッテリー。ブリーデン追悼の意を込めたふたりのコンビネーションに期待。あらためてご冥福をお祈りします。安らかにお眠りください。
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