京都・宇治出身の兄弟ユニット。気がつけば結成20周年を過ぎていた。これまであまり真正面から向き合ったことはなく、ceroや在日ファンク(浜野謙太)、かってはSAKEROCK(星野源)が在籍したインディーズレーベル「カクバリズム」のメインアーティスト、ぐらいの認識。まあずっと横目のまま気にしてきたような感じです。
まずはふたりだけで登場、アコギの音のみで1曲歌ったあとは、曲ごとにバックがひとりずつ増え、フルートとバックボーカル兼任の女性を加わり5人となったところでフルメンバー。CD音源ではリズムボックスやサンプラーを駆使、”独特の浮遊感”と称されるサウンドは、おもにギタリストの技巧によって表現されていたような。
日曜日の昼下がり、ゆったりとした音に身を委ねていると、実に心地よく夢うつつな気分。そして歌詞世界はぼんやり見える風景を淡い水彩画で表現したような印象。同じ京都出身(メンバー同士が立命館大学同期)ということで“ビート感のないくるり”や、同じ兄弟ユニットということで”メロディを凝らないキリンジ“を想起してみたり。
BBLではめったに見かけない10歳ぐらいの男の子がご両親と3人ですぐ前に。日曜日ともなると“大人の空間”もこうなのか、こちらから表情は見えなかったけど、とりあえずはステージに集中していた様子、彼はこの音世界をどこまで楽しめたのだろうかと思いつつ、そろってこんな休日の午後を過ごす家族もいいもんやなと思いました。
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