ことしでデビュー40周年。彼のライブはこちらまったく初めて。楽曲は最初の10年分ぐらいしか知らないし、そのあたりの有名曲をガンガンやるタイプではないと思うし、ついていけるのかちょっぴり不安。ところが結成15年になるというコヨーテ・バンドのタイトなサウンドを浴びるとそんなことはどこかへ吹っ飛んでしまった。
いまこの時期これはどうかと正直思ったけど、観客はいきなり総立ち。そして彼をふくめバンド全員黒いマスク着装のままで一曲目。最初のうちは独特のMCも控えめに、コロナ禍で制作したメッセージソング2曲をはさみながら、ときおり照明が変化する以外は特に凝った演出もなし、ひたすらストレートなパフォーマンスが続いていく。
印象的だったのが彼特有のステージアクション。ワンフレーズ歌ったあと次のフレーズに行くまでのごく短い間に、1〜2ステップあとずさりしながら両手をクロス。たぶんファンにはとっくにおなじみなんだろうけど、まあこれは彼なりの間合いの取りかたなんでしょう。たしかデヴィッド・ボウイもときおり同じような動きしてたなと。
2度のアンコールにてようやくおなじみの曲、「インディビジュアリスト」「NEW AGE」そしてツアーファイナルということで1曲多い目に「約束の橋」。フィナーレにはバンドメンバーだけでなく、裏方のマネージメント&テクニカルスタッフまでひとりひとり律儀に紹介、最後まで誠実にそしてカッコよくキメる彼でありました。
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