「カラオケバトル」はテレビ東京の人気番組です。11月22日に放送された「THEカラオケ★バトル〜芸能界!歌の異種格闘技戦」を鑑賞しました。
「NHK紅白歌合戦」の総合司会を6年間務めてきた、元NHKアナウンサーで、独立後さまざまな歌謡番組で活躍しておられる宮本隆治アナがエントリーしました。
勝負曲はフランク永井の「おまえに」です。
番組の紹介で知ったのですが、彼は、小学生のとき合唱団でボーイソプラノを務めていたとのことでした。
今年はコロナ禍で中止された「フランク永井歌コンクール」ですが、昨年開催10周年の記念大会が開催されたときに、彼が特別出演されて会場を楽しませました。
このときにも自ら紹介されていたのですが、彼の歌声にぞっこんになった川中美幸から、いっしょに歌を歌わないかと誘われ、2007年にデュエットでCDデビューをしています。「雨の金沢」です。
つまり、唄については自信がおありで、確か「おまえに」もレコードになったかは不明ですが、歌っています。
フランク永井のからみで過去に彼には私もいちどお会いしております。たいへん気さくな方で、編纂した「フランク永井魅惑の低音のすべて」(データブック)をお渡ししました。
昨年の歌コンで、初めてずいぶん長い彼の独演を楽しませていただきましたが、さすが語りのプロといった印象を受けました。
さまざまな催しの司会を積み重ねてきただけに、表も裏も事情をよく知っておられます。昭和の歴史、その年毎に社会を賑わした事件や事柄を周知しておられます。
これは歌の紹介などをするときに、その歌の出た事情だけにかぎらず、背景となったさまざまなエピソードを付けて語られます。
特に歌の司会は、これから歌唱する歌手をリラックスさせ、すべての気持ちを歌に心地よく集中できるように気遣います。同時に聴き手には、背景やエピソードを紹介して、より歌を知り、興味と関心が沸き上がるように仕向けます。
そのあたりを、自然にさりげなく、嫌味なく、的確に語ることが、司会の腕のレベルになるわけです。
宮本アナで印象的だったのは、アナウンサーとしての喉、声、発生のプロとしての技術の高さです。何人もの著名人のこわいろ(声色)を聴いたときです。
歌手に限らず、田中角栄とかの政治家までカバーしていました。喉、鼻、腹、眉毛(?)まで、どこをどう焦点あわせ、加減するかとか、聴いていて、少しも実際は分からないことなのですが、うっかり、つい、分かってしまったような錯覚を感じるのに十分でした。
プロの技術そのものなのか、芸なのか、どっちもなのか、いまだに判然としないです。
そんなことをつらつらと思い浮かべたカラオケ挑戦の宮本アナでした。例によって、気楽にお酒をたしなみながら。。。挑戦の結果ですか。それは予選で。。。いや、ヤボなことだから、それはそれでした。ウイスキーにおちょこは変じゃないかって。。それも。。
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