熊本県出身力士では初めての優勝とか。意外な気がしたので調べてみたら、いまの優勝制度が制定される以前、江戸時代までさかのぼると不知火という力士が優勝していた。そう、横綱土俵入りの型に名を残すほとんど伝説の存在。ついでに過去の熊本県出身力士も調べたら、実に渋くて地味な、いわゆる玄人好みの力士ばかりがならんでいた。
時津風部屋の力士の優勝も57年ぶり。あの名横綱双葉山が創設した名門にしてはこれまた意外。大関まで上った初代豊山に優勝がなかったからか。そういえば場所中に二代目豊山が逝去、今回の優勝は最高の供養。ところが現師匠は場所前にコロナ禍で外食をしてしまい現在謹慎中。このあとの祝賀会その他もろもろの段取りはどうするのだろう。
翔猿はよくがんばった。最後は一瞬おおっと思わせたし。よく考えれば彼はもう28歳、きのう対戦した貴景勝は高校相撲部の4年後輩だったというし、いまの幕内には学生時代の同僚や対戦相手がゴロゴロ。だから新入幕といっても臆することがなかったのだろう。逆にいままで何をしていたんだろうとも思うけど、まあこれからが楽しみです。
しかし三賞がこのふたりだけとは協会もシブチン。隆の勝・若隆景・阿武咲・琴勝峰(彼が一番将来性があると思う)…三賞をもらっておかしくない活躍をした有望力士は多数。期待の豊昇龍はなんとか勝ち越したし、来場所は宇良と納谷が十両に。千秋楽はいつも寂しさが募るけど、来場所への期待はいままで以上に高まります。
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