mixiユーザー(id:2399973)

2020年06月26日16:00

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「ワイルド・ローズ」〜グラスゴー発ナッシュビル行き

刑務所から出所したばかりのローズはふたりの子供を抱えるシングルマザー、持ち前の負けん気の強さが災いして母親とも諍い続き。そんな彼女が目指すのはカントリー歌手。そう、生まれ育ったスコットランド・グラスゴーからはるか遠く、本場ナッシュビルが憧れの地。いつの日か彼の地のステージに立つことを夢見ている。

彼女のキャラに引きずられるように、物語もけっしてジッとしていない。それはまるでストレートを小気味よく投げるピッチャー、くっきりとしたわかりやすい演出で観る側をつかんでいく。ローズ役には新星ジェシー・バックリー 。「ジュディ 虹の彼方に」出演とのこと、たぶんあの娘だったかなと思うけどキャラが違いすぎて。

もちろん彼女の夢がそう簡単にかなうわけもなく、そこには子供たちの存在や母親との関係が立ちふさがる。理解してくれるひと、そうでないひと、周囲の期待と軋轢のなかで泣いてキレてもがく彼女。それにしても彼女のありかたすべてはふつう”ロック的“とされるもの、そんな彼女が歌うのがカントリー音楽というギャップが面白い。

ギャップといえば、グラスゴーの地でカントリーを目指す違和感がちょっと我々にはわかりにくいのと、終盤ややハショリ気味かなと思うところがあったけど、音楽好きには小ネタ多々、そうでなくてもこのジメジメした季節のなか爽快感を味わうには格好の一本、なによりライブに飢えているいまこの日々には最高の清涼剤になりました。

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