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2020年01月28日15:20

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豪栄道 大阪府民の誇り

彼が大阪出身だと知ったのは、まだ本名のままで取っていた幕下のころ。その苗字が私の中学時代の学年一のワルと同じだったから、ひょっとしたらこの有望力士はそのワルの息子ではないかと思った。年齢的にはちょっと合わないが、得てしてヤンキーは結婚も子作りも早いし。でもなによりもそう思ったのは彼のふてぶてしい面構えがそのワルにそっくりだったからだ。

まあこれは私の勝手な想像。数だけは多いけど総じてあまり強くないのが大阪出身力士。なのでたまに将来性ある力士が出てくるとムリヤリ関連づけたということ。そういえば豪栄道の関西弁は、同じ京阪沿線出身の勢や宇良ほど訛りが強くない。これは名門・埼玉栄高校時代に、人間形成を学び社会とのつながりを築いたからだと、これまた勝手な想像をしている。

負け越して大関からの陥落がきまったときは、地元春場所で復帰を賭け、6敗した時点で引退するのではと思っていた。ところが千秋楽の一番では左上手をガッチリ引きつけ絶好のカタチになりながら、背中に砂がベッタリつく屈辱的な負けかた。このときああこれはひょっとしたらもう最後かなと感じた。実際花道を引き上げる彼はとても悲しそうな顔をしてたし。

4年前の全勝優勝が力士人生最大のハイライトか。あのときは寝屋川市全体が盛り上がったのでびっくり、そういう空気はもっと地方の市町村出身力士の地元のものだと思っていたから。稀勢の里同様、一番強かった時期がモンゴル勢全盛期と重なってしまったのが残念。これからは甘ちゃんな大阪出身力士を厳しく鍛えていただければ。長い間お疲れ様でした。
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