せっかく奈良まで行くのだから夜のライブだけではもったいない。寺社めぐりもいいけど何か展覧会でもやってないかとネットで調べたら、「大阪市営交通114年の軌跡」という企画展がなんと天理で開催中ではないか。なんでまた天理なんかで大阪メトロ…逆に興味が湧いてきた。ライブ会場の薬師寺まで急行一本で20分、そんなに離れているわけでもないし。
その企画展会場は天理参考館という名の、まさに天理教本部のど真ん中にある展示施設。この大本尊(という表現はおかしいかも)に足を踏み入れるのはまったく初めて、広大な土地に点在する雄大な建造物の数々は聞きしに勝るスケール、休日でほとんどひと気がなくひっそりとしたまま、まるで私は敵の要塞にひとり乗りこんでいくアクションヒーローの気分になった。
…というのはウソで、たまにすれ違う信者のみなさんは、そろって優しくこちらにあいさつしてきた。「ようこそおかえり」というのが参拝者を迎えるこの教団の言葉らしいけど、みなふつうに「こんにちは」と言ってたような。そうそう企画展、とにかく展示物すべてが天理教の所蔵品ということにまずビックリ。信者のなかに鉄ちゃんでもいるのだろうか。
地下鉄だけでなく市バスやニュートラム、切符や路線図そして鉄道部品まで、すべての懐かし資料をほぼ年代順に展示。フォトにあげたかっての市バス停留所現物など、昭和の大阪市民にとってはめちゃくちゃ懐かしいオブジェのはず。ノスタルジックな気分に包まれたまま天理の町をぶらぶら、これがまたいろいろ興味深く、そこのところは次回ということで。
ログインしてコメントを確認・投稿する