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2019年09月21日16:30

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「エイス・グレード 世界で一番クールな私へ」〜恋人はSNS

生まれたときからSNSが存在した世代の青春模様。ケイラは引っ込み思案の女の子、口数も友人も少ないまま、中学校生活は終わろうとしている。そして彼女の唯一の他者とのつながりはSNS。なのでやがて来る高校生活が不安で仕方ない…。ケイラを演じるのは2003年生まれのエルシー・フィッシャーという、いままでは声優の仕事が多かった女の子。

ケイラって思っていたより明るいし、誰ともしっかりしゃべるし、けっこうふつうの女の子やん。かの国ではこれで引っ込み思案にカテゴライズされるのか。もし日本のイケてない女の子だったら、もっと自意識過剰かつ病的な側面が顕在するはず。いや、むしろケイラをとりまく同級生や先生がた、みんなどこかヘン。まあそれがかの国の個性と言ってしまえばそれまでだけど。

そして唯一の家族、シングルファーザーの父親(ジョシュ・ハミルトン〜メジャーリーガーと同姓同名)がまたどこか奇妙なキャラ。とりわけ過去が語られるわけではない(見落としたか?)けれど、ケイラにたいする彼の接しかた、距離の置きかたが終始どことなくおかしい。ただそれに関して言えば、ラスト近くのあるシーンにて解明されたと解釈していいのかなと。

観ながら二通りの結末を考えたんだけど、そのどちらでもない中間地点に着地。ケイラのなかにある程度の決意が芽生えるものの、とりたて大きな破たんもなく彼女は高校生活に突入、SNSとの距離もさほど変わらないまま。まあ実際のところどこまで等身大なのかわからないけれど、恋愛模様やら言葉遣いやら、イマのUS中高生事情を知るには興味深い一本だと思います。

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