大阪出身5人組。名前だけはあちこちで目にしつつも肝心の音には未だふれたことなし。ただずっと気にはなっていた存在。今回ラッキーにも招待券をいただき、まずはYouTubeでちょっとだけ予習。思っていたよりずっとメロディアスでポップ。その見てくれ、とりわけバンドリーダー&ボーカル蔡忠浩のツラ構えからもっと荒削りな音を想像していたのです。
2ndステージ場内フロアはほぼ満席、左右カジュアルシートにやや空きがある程度。前髪重たくウェーブ+丸眼鏡+髭面の若い男性やたらと多し(まあアジカンのゴッチやハマ・オカモトみたいな感じです)。やがて別ユニット(名前忘れる)の一員らしいサックスプレーヤーを加えた6人がステージに登場、いったん音を出すや予習時の印象よりはずっとハードな響き。
思ったより長めのインストが続きふたたび印象が変わる。メンバーそれぞれが目いっぱい好き勝手にプレーする風を装いつつも、硬質な音はひとつに固まっていて、ときおり変拍子を絡めたりするいかにもプログレ的な展開も(キング・クリムゾン風は言いすぎか)。このあたり蔡忠浩が淡々と歌うリリカルなボーカルパートとはけっこうギャップがあって興味深い。
サウンドプロダクションにこだわりながらもメロディアスな曲作りに手抜きなし。あえて言えばKIRINJIやceroの関西風味か、となるとくるりもちょろっと入ってくるか。そういえばキーボード奏者はかってくるりのサポートメンバーだったし。まあどちらにしても気になるバンドがまたひとつ、と言ってもすでに結成18年目、コアなファンには何をいまさらだろうけど。
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