約100点の読売新聞号外にて平成の30年間をふりかえる〜各コーナーの初めにちょっとした年表がある以外は、号外紙面をジャンル問わず年代順に並べたシンプルな展示。短いようで長い30年、平成初期のころの号外を見ると見出しに用いる言いまわしも現在とは微妙に異なり、ちょっとした違和感を抱いたり。9F催物会場にて29日(月・祝)まで。入場無料。
ブラブラと展示をながめているとNHK(たぶん大阪局の女性キャスター)とあとどこかもう一社、カメラマンを伴ったテレビ局のひとが続けさまに声をかけてきて、「号外どれか一点を選んで平成の思い出を語ってほしい」と。たぶん今夜のローカルニュースにでも流れるのだろう、ああいうところに出てしまうのはちょっとハズかしいからどちらも丁寧にお断りした。
そもそも号外というのは、街角で「号外!号外!」と配られて初めて人びとはその出来事を知るものだったはず。ところが昨今人びとはスマホその他で出来事を先に知り、蒐集のためか転売のためかはともかく、号外配布をターミナルで待つという様相に。先日の「令和」発表号外に群がる混乱を見るかぎり、この国は二等国に成り下がってしまったような印象あり。
つまり号外本来の役割はとっくに終えていて、そのニュースの注目度を高めるための素材になっているのではないかと。まあ今後間違いなく衰退していく紙の媒体=新聞の側としては、まだまだ我々は社会の公器として相手にされているぞと確認したいがために、いくばくかの経費を度外視して折り折りに号外を発行しているのでは、などと皮肉っぽく思った次第です。
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