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2019年04月10日14:00

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GLIM SPANKY@京都・磔磔

もはやこのハコは彼らにとって小さすぎ、チケットSold Outはもちろんのこと、場内ほとんど酸欠状態、ラスト曲演奏中に観客があいついで倒れるというハプニング。彼らはいったん演奏を止めしばらくは我々とともに、倒れた観客ふたりが運び出されるまで見守り、ふたたびラスト曲を最初からプレイするという展開に。まあそれだけ熱いライブだったということです。

前回なんばHatchではフロアの一番後ろで観たんだけど、今回はその真逆で前から2列目のど真ん中。しかも前列にはふたりそろって小柄な女の子、なのでずっとステージのレミちゃんと正対するような感じ、こうなると妙なテレと緊張が混じり合うもの。足元のアタッチメントはバッチリわかったけど、その分いきなりセットリストを全部見てしまうというおまけ付き。

ライブハウス仕様なのか、MCは少なめな分最新作からの曲をたっぷり。それにしても彼らってサウンドやファッションだけでなく、思想や哲学めいたものまで60年代後半から70年代前半のカルチャーにドップリ。しゃべりはいかにもイマ風の若者だけど、その中味は音楽で世の中が変えられると思った当時の“ロック幻想”めいたものが次々と口をついて出てくる。

平成初めに生まれたふたりが再現するあのころの空気感。カウンターのカウンターというのか、当時のヤングよりひと世代下だった私にとってはちょっと古くさくそしてダサく感じた匂いだったんだけど。ライブ前後の場内に流れていたのはすべてレミちゃん自身の選曲によるあのころの曲、ほとんど聴いたことのないフォーキーでアーシーなサウンドばかりが響いていました。
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