去年かおととしに別冊というカタチでの特集はあったけど、雑誌「Number」通常号の大相撲特集っていったい何年ぶりになるだろうか…。さすがに長年の読者の疑問は通じるもの、27年ぶりになると編集後記にわざわざ書いてあった。27年前といえば若貴ブームがピークを迎えたころ、横綱不在で貴花田と曙が交互に優勝していたころか。
そう、Jリーグ夜明け前だったあのころ、たび重なるプロ野球特集の狭間をぬいながらも半年に1回は大相撲特集があったもの。そしてさらにさかのぼるとたしか北の湖の晩年、サンパチ組(小錦・双羽黒・北勝海・大乃国・寺尾)が台頭してきたとき。つまり強い横綱が君臨している時期よりも、世代交代というか時代の変わり目になると特集が組まれるようで。
そういう意味では、いまはまさに時代の変わり目。ただ、いままでの特集では新世代の力士たちにスポットを当てることが多かったのに、今回はなんと「横綱論」ときた。やっぱり土俵を去ったばかりの稀勢の里の人気が根強いということ、そして次の時代をになうべき若手力士たちはまだまだ安定した力不足、特集されるのはしばらく先ということか。
ページをパラパラめくっただけながら、貴乃花・若乃花・武蔵丸・日馬富士…かっての横綱たちへのインタビューも数多く非常に濃い中味のようす。そしていつものことながら、この雑誌は写真がとても美しい。2月は短く、あと10日もすれば新番付発表、大阪の街のあちこちにお相撲さんのすがたを見かけることに。そう、春はもうそこまで来ています、ということですね。
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