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2018年12月15日13:24

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フランク永井の「カラオケ曲(演奏)」は今どんな曲があるのか(1)

 カラオケを楽しんでいる人は大変多い時代。「ひとりカラオケ」というのも流行っている。カラオケは仲間で言って交流する場のような時代もあったが、今やその文化も多様化している。機器やソフトの拡充から携帯を使ったカラオケがあり、また映像こみでyoutubeに代表される映像サイトにアップして自分の歌唱を拡氾するというのもある。カラオケは日本人の発明で、今や世界中で楽しむツールにまで広がっている。
 そのカラオケ演奏で最初に用意されたひとつが、フランク永井の「夜霧の第二国道」といわれる。大変名誉なことなのだが、そのフランク永井のカラオケ、つまり歌唱のはいっていない演奏曲が少ないということが、ファンから話題になる。歌いたくても、歌うカラオケが提供されていないのが不満だというわけだ。
 筆者にときどき「何々という曲のカラオケはあるのだろうか」という問い合わせがくる。当然だがやや聞く相手が違うのだが、フランク永井のファンとしては、ただ分からないでは済まない。ということでときどき他のファンに聞いたり、調べたりしてみることになる。このブログの記事でも何度かそれを書いたことがある。
 
 先日知人から「瑞穂松原なつめろ会」の12月例会に参加したというお話を伺った。毎月開いているという東京多摩地方の任意サークル。この当日のレジュメを見せていただいた(写真左)。
 なんと42人がおのおの2曲を披露するというすごい会。よく見たらなんとなんとフランク永井の曲が4曲もあるではないか。しかも左上にジャケット写真まで。4曲とは「国道18号線」「おまえに」「冬子という女」「街角のギター」である。平均してもフランク永井曲を1〜2曲歌うようだ。
 全国に存在する無数の歌愛好会であろう。そのひとつのサークルでこのように親しまれている。

 話はもどり、さしあたって、ネットの情報をみてみた。DAMとJOYSOUNDの情報があった。当然曲の提供会社は他にもあると思えるが、この2つは大手で現在はインフラが充実していて、リアルタイムで利用者のデータを分析、整理されている。どんな曲がどれほど利用されているか。ここでは「曲数はどうなのか」がテーマなので、双方の提供している曲を整理してみると次のようなリストになる。

1.Those Days Of Yesterday 2.Woman 3.ウナ・セラ・ディ・東京+
4.おまえに- 5.こいさんのラブ・コール*- 6.そっとしといてあげるから
7.つかの間の恋 8.ラブ・レター*- 9.愛のセレナーデ 10.愛のブルース
11.逢いたくて 羽田発7時50分*- 12.俺は淋しいんだ*- 13.加茂川ブルース-
14.季節はずれの風鈴 15.君待てども+ 16.君恋し*- 17.公園の手品師*-
18.好き好き好き- 19.幸せって奴は 20.妻を恋うる唄- 21.初恋の詩-
22.場末のペット吹き- 23.西銀座駅前*- 24.赤坂の夜は更けて+
25.大阪ぐらし- 26.大阪ろまん*- 27.大阪無宿 28.追憶 29.冬子という女-
30.東京カチート- 31.東京しぐれ- 32.東京午前三時*- 33.届かない手紙
34.悲恋のワルツ 35.霧子のタンゴ- 36.夜霧に消えたチャコ*-
37.夜霧の第二国道*- 38.有楽町で逢いましょう*- 39.旅秋 40.冷いキッス
41.恋はお洒落に 42.恋遍歴 43.六本木ワルツ 44.東京ナイト・クラブ*-
46.銀座の恋の物語*+ 47.銀座ブルース*+

 [+]の記号があるのはフランク永井のオリジナル曲ではない。他の歌手のヒット曲なのだが、フランク永井もカバーとして発売していてそれが好評であるがゆえに、準オリジナルの扱いがされているようだ。「君待てども」とか「銀座の恋の物語」が入っているのは興味深い。
 また、カラオケではデュエットはかかせない。フランク永井は松尾和子とゴールデン・デュエットを組んで、数々のヒット曲をだしたが「銀座ブルース」はそのひとつ。いつか、カラオケ店で「国道18号線」とか「11時(イレブン)過ぎから」を聴いた気がしたが、上記リストにない。他の他からの提供だろうか。
 ちなみに、ビクターから現在公式に「カラオケ」音源として発売されているものは「歌カラヒット-フランク永井」(3点)「フランク永井-カラオケDVD」(4点)の2シリーズで、前者は[*]、後者は[-]がついている曲だ。後者のDVDは海外旅行時にもっていって、旅先でプレーヤーがあればどこででも使えるようになっている。無印はカラオケ提供会社から提供されたもので、音源はビクターからあるいはオリジナルで作ったものと思える。
 10月に大崎市で開かれた「フランク永井歌コンクール」を訪れたときも、カラオケ曲の少ないことが話題になった。上記リストのおよそ50曲を多いとみるか少ないとみるかは、見方で何とも言えないが、昭和歌謡を背負った他の歌手については聞くところによれば、思わぬようなレアな曲まであるようだ。それを考えればフランク永井の曲はもっとあってもいいと思う。
 曲の発売当時大きなヒットにはならなかったものでも、聴く人にはそれぞれの生活体験からの各自の思い入れと結びついている。この何物にも代えられない自分だけの感動と思い入れがその曲への愛着となる。それがその曲を歌いたい深い動機にもなる。可能であれば、ビクターから可能な全曲を提供してほしい。誰であっても、これはという好きな曲がある。これができる環境が拡充されていくことが、ファン層を広げていくことになるはずである。
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