オランダ出身のポップ・マエストロとか。ご招待していただき、日本人ミュージシャンとけっこうコラボしていたことぐらいしか前知識がないのに飛びこむ。バックバンドには5人、トランペット専門がいて女性ボーカルがいてキーボード・ベース・ドラムス、ギターはご本人がテレキャスをちょろちょろ。オランダ人がしゃべる英語なのでMCはまことにクリア。
スティーリー・ダンやバート・バカラックの影響ありということで聴きたい気持ちが大いにそそられたけど、正直そのあたりの匂いはあまり感じられず。むしろ70年代中盤から後半にかけての西海岸AORの甘ったるい感触が強く漂ってきた。ネッド・ドヒニーとかロビー・デュプリーとかグレッグ・ギドリーとか。まあどちらにしてもなんとなく懐かしい気分になる。
けっして美声ではなく、声量がそれほどあるわけでもない、音程もところどころ不安定になるこの日の主人公ベニー・シングス。それでもひとなつっこい声という表現が正しいのかどうかわからないけど、スウィートでポップなメロディを実に愛くるしく歌っていく。バックバンドはそれほど出しゃばることもなく、みな楽しそうにプレイを続けていた。
今回は座席にけっこう余裕があり、ほぼ自由に選べたので招待いただいたM西君とボックスシートに陣取る。本来はカップルのための空間なのは百も承知、背もたれありのソファーシートはフロアの固いイスと違ってやっぱり快適。あとここmixiでは日々イイネ!を交わしているあるマイミクのかたとほぼ10年ぶりの再会もあり、いろいろと楽しい夜になりました。
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