誰かが買ってきたマンガ週刊誌をクラスで回し読みしたのは誰にもある思い出。70年代後半を高校生として過ごした私にとってその対象は「週刊少年チャンピオン」。ドカベン・がきデカ・ブラックジャック・750ライダー…ちょうどこの雑誌の黄金期と重なったような。私自身はあまり熱心な読者ではなかったけど、唯一毎号しっかり読んでいたのが「マカロニほうれん荘」。
その原画展がなんとあべのにやってくると、しかも東京開催を上回る200以上の原画が並ぶと。そしてもっとも気になったのは「会場には鴨川つばめ先生自ら選曲したロックが流れます」との一文。実はあのころ“ひざかたトシちゃん≒ブライアン・フェリー説”をひそかに(というか周りの誰もフェリーを知らず)唱えていた私、果たしてその真相が解明できるかということで。
いやいやただ単に会場に流れているどころではなかった。100曲以上におよぶ鴨川先生手書きによるリストがあり、しかも会場ではそのリストの順番通り忠実に全曲流しているとのこと。なので1日で一回りできるかできないかだという。まあひとことで言えば“ハードロック名曲100選”といった趣き、残念ながらロキシー・ミュージックはなし、トシちゃん≒フェリー説は幻か。
さて、肝心の展示のほう。会場真ん中のテーブルに単行本が全巻置いてあり、自由に立ち読み可能。ページをめくると一気にタイムスリップ、懐かしい気持ちがあふれてきて、原画をじっくり見るよりもそちらのほうに時間を費やすことに。会期は今月26日まで、ファッションビル片隅の小さなスペースなので入場無料、即売グッズ類は非常に充実していました。
ログインしてコメントを確認・投稿する