チケット整理番号が29番、これで入場最後尾。席についたときお客はまだ20人そこそこ、これはどうなることやらと。ひょっとしてのちのち“伝説のライブの目撃者”として自慢できるのかなと、まあ結局は40人ぐらいにはなったけど。開演前場内には昭和の終わりごろのヒット曲が次々と、イントロだけでピンとくる“ザ・ベストテン世代”の期待はふくらむばかり。
できたらバックバンドの池尻ジャンクションと一緒に来てほしかった。そう、残念ながらきのうはすべてカラオケでの歌唱だったのです。先月出たばかりのニューアルバム「収穫祭!」からの曲はけっこう切れ味のいいサウンド(もちろんカラオケ演奏は池尻ジャンクションによるもの)ばかりならび、80‘s洋楽好きなら思わずニヤッとするアレンジがチラホラしてたので。
ほとんどが追っかけに近いファンばかり。それは代表曲が歌われたとき、みなそろって身振り手振り&掛け声をしていたし、オープニングとアンコール、2度も歌った代表曲「もぐらたたきのような人」(Perfume「チョコレイト・ディスコ」を思わせる曲調)にちなんだ彼女のキーアイテム、ピコピコハンマーをけっこうなひとがわざわざ持参していたし。
“平成生まれの昭和アイドル”というくくりで片付けてしまうのはあまりにもイージー、基本的に彼女はシンガーソングライター、自作自演の曲がたまたま昭和歌謡のメロディと歌詞にあふれたものになってしまい、さらに彼女自身が非常にセルフプロデュースに長けた存在だったということかなと。次回はぜひともバンドサウンドで聴いてみたいと思った次第です。
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