野球の巧拙はフライの追いかたを見ればすぐわかるというのは、高校生の試合をナマで観るようになってから確信したことのひとつ。何を言いたいかすぐおわかりだと思うけど、きのうの北大阪大会決勝、大阪桐蔭の藤原君が見せたスーパーキャッチはどうみても高校生のものではなく、すくなくとも阪神タイガースにあんなことができる外野手はひとりもいない。
しかもそのビッグプレーでゲームセット、大阪桐蔭は甲子園行きをきめたというのだから話はできすぎ。もっともこれが一打逆転負けの大ピンチだったらさらにカッコいいけど、その時点で23-2の大差をつけていたというのはいかにも大阪桐蔭、この爆勝で他都道府県の出場校は恐れをなし、史上初、2度の春夏制覇への大きな起爆剤になったことはまちがいない。
そしてこのけさのスポーツ紙のフォトを見て妙に感動。スーパーキャッチのおかげで歓喜の輪に加わるのがひとり遅れ、外野から急いで走ってくる藤原君を迎える大阪桐蔭ナインはみんないい笑顔、これ以上ないシャッターチャンスをとらえた一枚。まちがいなくプロの道に進みスター選手になるだろう藤原君、我々はこれから何度もこのフォトを目にすることになるだろうなと。
彼はこの試合7打数6安打6打点、予選の通算打率は6割6分3厘、高校通算本塁打は29本。そしてこのスーパーキャッチのおかげで今秋ドラフトの指名球団がまたひとつ増えたかも。もちろん阪神タイガースにもぜひほしい逸材だけど、同じ高校出身の先輩投手をちゃんと育てられてないし、こんど育成にヘマったらもう金輪際大阪桐蔭からは誰も阪神にきてくれないやろうし…。
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