京都は聞きしにまさる暑さ。大阪のそれとはまた別モン、湿っぽさがずいぶんキツいような気が。それにしてもこの暑さのなか市内をめぐる外国人観光客のみなさんがとても気の毒。われわれ関西人は四季折々の京都をたやすく味わえるけど、彼らにとっては一生に一度の古都体験かも。そしてこの街の観光名所(≒神社仏閣)は、快適な空調とは無縁のところが多いし。
ということで、そのクソ暑さをしのぐべく今回は創業260年の老舗「京はやしや」のかき氷をいただいてきました。三条通沿い木屋町あたり、音楽好きのかたにとっては「ブーツィーズ・レコード・ショップ」のあるビルの6階といえばおわかりでしょうか。テナントのきまりごとなのか路面にあまり看板等がなく、そのせいかいつもけっこう空いている穴場的お店でもあります。
なので三条大橋そして鴨川の流れ、遠くには東山や比叡の山なみがのぞめる窓際の席もきっちりキープ。空調が心地よく効き、音楽も流れていない静かな空間、ややレトロ調とでもいうか昭和の上品で飾り気のない喫茶店を思わせる雰囲気のなか、思ったより濃い目の緑色あふれるかき氷を少しずつ切り崩していくのはまさに至福のときでありました。
真向いには「がんこ三条本店」の立派な建物があり、暗くなってくると宴会場の騒ぎが手に取るようにわかるのですが、このときはガラス窓に夕日が映るだけ。ああ、せっかくなら汗だくになっていた外国人観光客のみなさんをぜひこの隠し玉的空間にお連れしたいと思った次第です。《抹茶「千代の白」(このお店の銘品)を使用したという「宇治氷(税込702円)」》
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