大阪城ホールという大きなハコでのライブともなると、男性客の比率はさすがにふだんよりやや高くなる。そのほとんどは熱心なジュリーファンの奥様に(ムリヤリ?)連れられてやってきた熟年カップルの片割れ。ところが肝心のジュリーがおなじみの曲をほとんど歌ってくれない。退屈したと見えてひとり座ったまま眠りの世界に入っているかたもおられた。
たしかにギタリストとふたりきりで1時間45分たらず、そして往年のヒット曲ほとんどなしというステージ構成で、全国各地70公演を敢行するのは、古希の祝いとしては大胆すぎるくらいの挑戦だ。きのうの日記でツアーラストは大阪城ホールもう一回と武道館3Daysと書いたけど、70公演のあいだには横浜アリーナもさいたまスーパーアリーナも含まれているのだ。
歌詞には社会的なメッセージがあふれすぎているので、あえて大手レコード会社と契約せずインディーズに近い新曲CDリリース、懐かしのヒット曲を歌ってというオファーはすべて断っているのでテレビ出演はほとんどなし(なのでたまに話題になるとそれは外見的なことばかり)。そんな一途で頑固なスタンスに共感するひとがだんだんと増えているような気がする。
男性客は熟年カップルの片割れが多いと書いたけど、実は音楽好き(その匂いは勘でわかる)男同士みたいなパターンが最近増えている。さらに若い女性はほとんど見かけないけど、若い男性はそこそこいたりする。欧米の人気歌手もふくめ他に類を見ないジュリーの音楽に向き合う姿勢を、これからも時の過ぎゆくままに見守っていきたいと勝手に思っているところです。
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