地下鉄駅構内のトイレがきれいになったことが、橋下府政の数少ない成果のひとつだとよく言われるけど、あの「ようおこし」というのにはいつまでも違和感。中途半端にひらがなだけモノにした外国人は“ようおこし=トイレ”と覚えてしまうかもしれないし、じゃあどういう意味かと訊かれてふつうに英訳すれば"Welcome"になると思うけど、トイレの入口にそんなこと書いてもなあ。
そのなかのひとつ、新大阪駅のトイレが《日本トイレ大賞》に選ばれたと聞いていたから、こないだちょっとのぞいてきた。甲子園球場さながら緑におおわれた入口付近には堂々と《日本トイレ大賞》のパネル。全体的に木目調、広くて清潔感あふれることはたしか。利用者ひとりあたりの専有面積(余裕を持って用を足せるかどうか)はけっこうあり。
ただ、いい匂いが漂っていたとか、心休まるヒーリング・ミュージックが流れていたとかはわからず。なにしろ利用者がひっきりなしに行き来する夕刻どき、誰も写ることのないよう数少ないシャッターチャンスをものにするのもけっこうたいへんだった。どちらにしてもこの程度で大賞かという印象もちょっぴり。女子トイレのほうが格段に優れていて、その結果の大賞だったりして。
しかし今回調べてみて、この《日本トイレ大賞》というのが政府主導で動いていることに驚き。検索すると内閣官房のHPばかり上位に。こんなことしてる場合なのか日本政府は。はは〜ん、それで橋下府政の象徴たる地下鉄駅構内のトイレに大賞を授与、為政者同士のつながりか…。トイレは清潔だったけど、最後はなんだかきなクサい話になってしまいました。
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