エンタメ・アカペラ米5人組。親日的なユニットとして知られていて、今回3年ぶりということながら毎年来日しているような印象。けっこうメンバーの出入りがあるみたいで、リーダーかつセンターに立つスコット・レオナルドでさえもオリジナル・メンバーにあらず。彼のMCはすべて日本語、ことあるごとに客席にツッコミを入れて場内を盛り上げていた。
ハモったのはすべてカバー曲だったような。しかも誰にもなじみのあるポップスの名曲ばかり。アカペラ仕様で聴くと、長く歌い継がれてきた楽曲がもつメロディの素晴らしさが実によくわかる。ときにはマッシュアップもあり、たとえば「ジャスト・マイ・イマジネーション」×「イマジン」とか。とにかく観る側を飽きさせないよう、1曲ごとにいろいろと趣向が盛りこまれている。
たぶん仕込みだろうけど、客席の女性をステージにあげて「スタンド・バイ・ミー」で小芝居。さらに日本のポップスもきっちりと。やはりここは定番ということなのか「いとしのエリー」(たぶんレイ・チャールズ・ヴァージョン)。そして題名は忘れたけど、なんと欅坂46の曲。さすがにこの曲は客席とのジェネレーション・ギャップがあったのか、反応はやや鈍かったようだけど。
こちらアンコール手拍子の合間をぬってお手洗いへ。すると彼らはすぐ戻ってきたらしく、用を足しているさなかに聞こえてきたのはなんと「東京は夜の七時」。ああ、なんたる不覚!すぐ目の前でこの曲のハモりが始まったらどんなに感動しただろうか。そう、アンコール中トイレに立ったときにかぎってミュージシャンは早く戻ってくる。これはたぶん“BBLあるある”のひとつですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する