春場所観戦の日のランチは先にCーる君とだけ待ち合わせて近くで。なんば方面はどこも混んでいるから、あえて反対の大国町方面へと。しばらく行くと「カレー カツヤ すぐそこ」の看板、そして通りから一本入るや急に殺風景なたたずまい。すぐそこというわりにはそこそこ歩かされ、お店に到着してはじめてここは前から一度行きたいと思っていた老舗カレー屋だと気がついた。
私より年上の1959年創業、それからおそらく一度もいじってないだろう、設備投資ゼロの昭和すぎる店内の雰囲気。とりあえず私とCーる君は“とんかつカレーA(ロース)\980”を注文、というかこれ以外のメニューはすべて1000円以上。「カレーライスに1000円以上出せるかい!」なんていうひとは初めからシャットアウトした強気のお店だったのだ。
メニューは一見多彩、ところがよく見ると、とんかつ・ポーク(とんかつとは別)・ビーフ・ビーフカツ・チキン・エビ・エビフライ…それぞれの食材のグレード違いがずらっとならんでいるだけ、どこぞのようにトッピングに凝ることはなく、メインの食材そのものの旨さを味わってほしいということだろう。ちなみヘレ肉使用のビーフカツカレーとなるとなんと3000円となる。
肝心のお味のほうはいまさらなのであえて省略。「こんどきたときはエエやつを食べてね」お店のおばちゃんはしきりに上ロースやヘレ肉のほうをすすめる。980円ばかり食されるともうけが少ないのだろうか。どちらにしてもずっと気になってたお店に思わず行けたというラッキーな気分が、春場所観戦に弾みをつけたことだけはまちがいない。
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