25歳と27歳のふたり。それぞれの親御さんが50歳そこそこみたいなことをMCで言ってたから、それよりさらにひと世代上、OVER60のストライクゾーンをズバッとえぐる豪速球。たしかにオールスタンディングのフロアにはそれらしきひとたちもそこそこ。そうかと思えば2Fには親子席なるものも用意されていて、こちらは30代親&10歳以下子の組み合わせが多かったか。
あのころにサイケトリップ。フォークロア調のウェアでまとめたふたり、そしてほぼ真っ暗なところにパープルやピンクの光線だけを真横からあてるというまさにあのころのライティング。ボーカル松尾レミの情感あふれた歌唱、その“かすれ具合”がいかにもジャニス。亀本寛貴がバリバリ弾くブルージーなギターからは思わずニヤッとするフレーズが連発。
やっぱり「美しい棘」が白眉かな。このふたりを知らないかたはとりあえずこの曲を聴いてほしい。くりかえすけどまちがいなくあのころにトリップできます。そしてやや情念フォーク寄りの「大人になったら」も素晴らしい。あくまで日本語で勝負して世界と戦いたいというふたり、自分たちの音楽にかなりの自信を持っているということが楽しげなMCからもよくわかった。
来年の5月に日本武道館でのワンマンライブがきまったということが、昨夜のサプライズ的MC。そういえば昨年この同じなんばHatchで、水曜日のカンパネラも武道館ライブがきまったことを高らかに報告していた。今回のふたりはそれほどでもない風を装ってはいたけれど、いつの時代になっても武道館ワンマンというのはひとつの節目みたいです。
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