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2017年11月12日17:00

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「ザ・サークル」〜居心地の悪いSNS

典型的な“仏作って魂入れず”的作品だったかなと。超巨大SNS企業「サークル」の新入社員メイ(エマ・ワトソン)は、やがてカリスマ的経営者ベイリー(トム・ハンクス)の目にとまり、一躍社内のアイドル的存在となる。彼女は1000万人を超えるフォロワーを獲得、自らの24時間をネット上に公開することに。ところがそこに待っていたのは思わぬ悲劇…。

…というか、「そんなもん、そうなるにきまってるやん」と言いたくなる“想定内”の展開と結果ばかりがやたらと続き、あまりワクワクさせてはくれなかった。最先端企業にありがちな、ユートピア的な組織の持つ居心地の悪さはうまく演出されているとは思うけど、ラストの逆転劇も既存の作品によくみられたものでさほど新鮮味はなく、切れ味もあまり冴えていない。

エマ・ワトソンそしてトム・ハンクスという二大トップスターに加え、スター・ウォーズ近作の主要キャストや「6才のボクが、大人になるまで。」のボク、そしてベックが本人役で登場して新曲を披露したり、興味深い顔ぶれがならんでいるのがなんとももったいない。しいて言えば麻生久美子と伊藤歩を足して2で割ったような友人役(カレン・ギラン)が思わぬひろいものか。

とかなんとか難癖をつけながら、これが未来世界を描いたSF作品ではなく、まさにイマの現実社会でふつうに起こりえることだと思うとやっぱり背筋が寒くなってきたのは正直な感触。まあどちらにしても、題材はとても現代的ながら映画作品としてはさして新味はなかったというところが結論かな。これではシェアしようと思わないし、とてもイイネ!はつけれません。
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