2CD・全23曲トータルほぼ150分。録音データの記載がどこにもないので、いつどこのライブを収録したものかはわからない。とりあえずは最近のものということにしておくか。かっての天才少年もことし69歳、それでもなお精力的に現在全米ツアー真っ最中、この水曜日にはハリウッド・ボウルでのライブが待っている(チケット代に$512〜$19と幅があるのが自由の国アメリカ)。
あの曲はないのかなどとツッコむ余地はほとんどなし、タイトル通り半世紀におよぶ彼のキャリアをたどるかのよう、各時代(いちいちバンド名等挙げませんよ)の代表曲がまんべんなく収められている。とはいえ90年代以降の楽曲は2曲だけ、しかもそのうち1曲はカバー、まあこれは仕方ないか。こちらとしてはやっぱり80'sヒット連発時の楽曲に一番のなじみを感じました。
もちろん終盤はかなり盛りあがりを見せるけど、会場の熱狂はわりと控えめにミックスされていて、あくまで彼のソウルフルな歌声、そして彼をふくめわずか5人で編成された一体感あるバンドの音が前面に大きく聴こえてくる。なのでまるでステージは目の前、最前列にいるような気分になり、そこへ彼が奏でるハモンドの調べがかろやかに流れてくるからこれはたまらない。
Disc2は前半トラフィック楽曲、後半ソロ代表曲という構成になっている。80年代にはまったく別モンのように思えたこの2つの時代の楽曲も、ならべて聴くとまぎれもなく彼独自のサウンドと感じる。そしてこうやってライブ音源に接すると、やっぱり生のステージを味わいたくなるもの。ずいぶんひさびさになるはずの単独日本公演、ぜひとも実現してほしいところですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する