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2017年09月06日17:00

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君は袈裟まで美しい

駒川中野のいまは亡き伯父宅にて叔母(伯父の妹)の一周忌。集まったのは伯母・叔父夫婦・両親そして私の6名(ひょっとして私以外全員80代に突入⁈)といつも通りこじんまりと。伯父宅の菩提寺から坊さんがやってきて読経スタート。そのとき真後ろに座っていた私は、すぐさま目の前の坊さんが羽織る袈裟の絵柄に目が吸い寄せられてしまった。

金色の縁取りもあざやかなその袈裟一面に、おそらく中国のものであろう寺院や仏像、そして遥かなるかの地の山並みのフォトが何点かプリントされているのだ。何やら旅の思い出ばかりで構成されたコラージュアートのようでもあり。たしかに美しいしそれなりの質感もあるけど、袈裟の絵柄にしてはちょっとポップというかミーハーすぎるのでは…。

読経が終わり、さっそく坊さんに尋ねる。なんでも僧侶ばかりの中国法要旅行があり、その思い出を残そうと法衣屋に頼んで10数名分特注したと。俗っぽすぎるとかの意見はとくに出なかったとのこと。う〜ん、たしかに織りかた染めかたあるいは描きかた、仏衣というのは遠きいにしえのころから、おりおりの時代の最新技術を反映させてきたのかもしれないなあ。

現代の最新技術に当てはめれば、それがプリントということになるのだろうか。それなら遠くない未来には、袈裟の表面に経文がプリントしてあり、読経に合わせてそれが3Dで浮かび上がったまま右から左へと移動、後ろにいる我々はそれに目をやりつつ唱和する…そんな時代がくるのかなんてことを思ってしまったけど、まあそれはちょっと“大袈裟”だったでしょうか。
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