デビュー50周年記念ライブ。シングル曲ばかり50曲を立てつづけに歌うというふれこみ、なかほどに長いメドレーでも用意されているのかと思っていたら、なんと各曲ワンコーラスずつ、アンコールふくめてライブ全体で50曲のパッケージという贅沢なパフォーマンスだった。
この50曲、自分のなかではだいたい3つに分かれたかと。1.誰もが知る超ヒット曲 2.ちょっと忘れかけていたヒット曲 3.あまり知られていない曲(まあこの15年ぐらいの曲か) もちろんコアなファンにとってこんな区分はないだろうし、1と2の境目はひとそれぞれのはず。
で、やっぱりこのなかでは2.がしみじみと。流行歌懐かしの法則、このあたりを聴くと見事あのころにタイムスリップ。これはワンコーラスでは物足らんなあなどと思っていると、すぐさまつぎの曲の超有名なイントロが流れてきて、またそちらにオオオ〜!のくりかえし。
そして3.にあたる各楽曲が実に魅力的。もちろん現在のバックバンドとなってからの曲が多く、ライブで披露されることが前提の音作りということかもしれないけれど、なんというかこれこそが大人のロックという骨のある曲ばかり…と、毎回書いているような。
50曲といっても、彼のシングル総数の半分にも満たず。聴きたかったヒット曲がまだまだいくつもあり。そんななか個人的には、自分の短いライブ経歴のなかでおそらく初めて接した「危険なふたり」そして「憎みきれないろくでなし」の素晴らしさを再認識。
とにかく声がよく出ていたのにビックリ。昨年のライブ時には高音がちょっとのびてなくて、これはヤバいなあと思っていたところ、なんのなんの全盛時なみの完璧な熱唱。そしてカラダのキレのほうも(これはさすがに全盛時なみとは…)、ここ数年で一番なのでは。
後半にすすむにつれてアクションが派手になり、ステージを端から端まで走り回るエネルギッシュなパフォーマンス。そしておきまりのベタベタ関西弁MCで場内大爆笑。ジュリー、自らが育った地で3時間の熱唱。こんな69歳ほかにいないと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する