話題になっている世界的ビッグ・スターのカメオ出演、けっこうメイクを重ねたのかもしれないけど、あっさりご本人とわかったぞ。しかしそこそこの長セリフまであるとは思わなかった。まあチラシ等にはカメオ出演のこと自体載っていないようなので、その名前は書かないでおきますけどね。エンドロールにはきっちり特別扱いでその名前が堂々と流れていましたが。
5作目はヨアヒム・ローリングとエスペン・サンドベリというノルウェー人ふたりの共同監督。ビートルズにあこがれる高校生を描いた昨年日本公開の青春映画「イエスタデイ」、その製作総指揮を取ったのがこの両氏。今回ジャック・スパロウの敵役スペイン人将校サラザールを演じるのは、すっぴんでもメイクを濃くほどこしたような厚顔俳優ハビエル・バルデム。
狂言回し的役割とは違うんだけど、今回もジャック・スパロウの他力本願ぶりは健在。次々と襲ってくる危機に立ちむかう周囲をよそに、本人は何もせずただチンタラしているだけ、それでも最後の最後には、すべてはしっかりと彼のもとに着地。その奇妙な存在感は(他出演作品での印象もふくめた)ジョニー・デップという俳優のそれとほとんど重なるものがあるような。
今回も大ネタ・小ネタ、思わずうなるアイデアがてんこ盛り。流麗なオーケストレーションをBGMにしたノンストップのジェットコースター感覚もじゅうぶん堪能できます。邦副題はあんな感じだけれど、原副題の直訳は「死人に口なし」、エンドロール後の寸劇を見るまでもなく、これが最後だなんてこと、スクリーンの向うでは誰ひとり言っておりません。
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