書店の平積みにこの表紙を見つけると球春近し。「週刊ベースボール プロ野球全選手写真名鑑」。長らく観戦のお供、毎年秋口にはボロボロになってたけど、スマホで事足りるようになってからは買わなくなってしまった。まあ“ここにもまた紙の文化の衰退”などと言いだす輩が出てくるのは目に見えているけど、利便性・即時性ではどうしてもスマホのほうが勝ってしまうので。
とはいえ毎年注目するのは表紙の12人。各球団を代表するスターがずらっとならんでいて、上から順番にながめていくとそうそうたる顔ぶれ。各チームの熱心なファンには多少の異論があるかもしれないけど、まあ納得のいく人選だ。ところが最後の最後、一番下右端の中日ドラゴンズのところにきて思わず目が留まってしまった。いったい誰、この選手?
こういうときこその選手名鑑。彼は今季のドラフト1位ルーキー柳裕也だった。明治大学のエースだったというから星野・川上とチームの伝統を継承すべき存在。たしかに彼の大きく曲がるカーブ(昔でいうところのドロップ)はかなりの威力、一流のバッターでも打てないのでは。それは認めるとしてもなんでまた彼がここに?中日って他にふさわしい選手いなかったっけ。
大島?堂上?吉見?大野?いまさら岩瀬や荒木ってわけにも…。それにしてもルーキーとは。う〜ん、チームが最下位ということはこういうところにも影響が出てくるのか。かって阪神タイガース暗黒時代にも、同誌名鑑号表紙にその年のドラ1ルーキー藤田太陽という“前科”あり。なんだかんだとツッコミを入れるうちやがてオープン戦そしてあっというまにシーズン開幕です。
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