結局混んでないほうにしようということで、初詣はあびこ観音へ。穏やかなお天気だったせいか、やっぱりけっこうなにぎわい。境内にたどりつくまで、両側に露店がずらっと並んでいるんだけど、一番遠いところにあるベビーカステラのお店だけがなぜかすごい行列。たぶん帰りしなにちょこっと買って帰ろうという気にさせる、甘くいい匂いを放っていたからだろう。
本堂を正面にして左右両側2本に分かれた長蛇の列。右側は賽銭を放りこみ鈴を鳴らすお参りの列、左側はおみくじを買いもとめる列。どちらも目的達成には時間がかかりそうなぐあいだったから、本堂裏側にいくつかある小さな神様群(ある程度の規模の神社ならどこにもあるけど、正式にはなんと言うのだろう)を順番にお参りすることにした。
すると最後のひとつ、「びんずるさん」で親しまれているという尊者の像が興味深かった(右の写真〜正式名称忘れる)。お釈迦さまの弟子のなかでも神通力にはとりわけすぐれていたが、ひとり先走りも多く酒のうえでの失敗もたびたびのアウトロー的存在、なので本堂のなかでまつられることはなく、こうやって裏側にひっそりとたたずんでいるという。
いつの時代でもこういう存在はいるのだなと、参拝者誰しものシンパシーを誘うのだろうか、その前にはけっこうな人だかり。病を持つものはその患部にあたる像の部分をなでると治癒するらしく、像自身は頭頂部以外もツルツルのピカピカ。最近足腰がめっきり弱くなった父親が、あぐらをかいだこの石像の下半身ばかりを一生懸命なでていたことはいうまでもない。
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