ああ、ことしももう終わりかと、毎年のように年の瀬を感じるのが千秋楽あたり。すべての取組が終わり、NHKのアナウンサーが初場所のスケジュールを読みあげつつ「それではみなさん、また来年!」と言ったとき、それはたとえば紅白の出場者発表とかプロ野球の契約更改とか、他のどんな年末の風物詩よりもずっと深く一年の終わりを感じるのです。
さて、その一年納めの九州場所はきょうが初日。大男が大挙して駆けつけたもんで博多の街に大きな穴がポッカリ、とはあまりにも不謹慎なので誰も言わないけど、この九州場所ほど見どころの多い十五日間はなし。なんといっても今場所の焦点は大阪出身力士として99年ぶり(〜すごすぎる!シカゴ・カブス世界一の108年ぶりに匹敵)の横綱をめざす豪栄道。
まあ正直言って昇進はむずかしいと思います。おそらくよっぽどの成績でないとムリだろうと。なにしろ先々場所までの成績が大関としては合格点とは言いがたいから、なにがなんでも優勝は最低条件。そして13勝の準優勝なんてことになったときがやっかい、モメることは必至。たぶんプレッシャーに負けて、よくて10勝、おそらく8〜9勝、ひょっとしたら負け越してカド番なんてことも。
同じ大阪人としてこれはちょっと残念だけど、なんとなくそんな気がして…。まあそのぶん大阪出身という意味では、先場所は残念ながら負け越した十両・宇良に期待。豪栄道=宇良の寝屋川対決、はたしていつになることやら。どちらにしてもきょうから楽しみな15日間、先場所全休の白鵬もキッチリ仕上げてきたみたいだし、もう土俵に“穴をあける”こともないでしょう。
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