寺田くん(a.k.a EPTTさん)のバンド、エヴリデイ・ピープル(以下EP)は現在一時的に活動休止中。そこで彼はEPのメンバー、そしてやはり活動休止中だという別のバンドにいたかたを誘って3人組のブックエンズなるユニットを結成、きょうがその初ライブとなった次第。奥様の寺田マユミ画伯が書かれたチラシには「淀川越しのキャッチボール」というイベントタイトル。
場所は雲州堂。そう、ここは南森町・天満橋・北浜からほぼ等距離、オフィス街にありながらも昭和のたたずまいがまだそこかしこに残る、“置き忘れられた街”のような界隈にあるライブスポット。お邪魔するのは今回がまったくの初めてだったけど、けっこういままでも知り合いのミュージシャン連中、そしてウチの嫁ハンも何度かプレイしたことのある空間。
さてブックエンズ、たぶんこのユニットでの書下ろし曲は未だなく、EPのレパートリーがほとんどだったはず。そして今回のバンド構成となるとすべての曲で寺田くんがボーカルを取ることに。身内びいきと言われるのを覚悟のうえで、やっぱり寺田くんのポップセンスは素晴らしいと断言したい。こういう滋味はけっこういろいろ聴いてないと、自由に溢れてくるものではないですよ。
ラストの曲は私にとってここ2年ぐらいの最愛聴盤(正直言うとD・ボウイの次)、EPのアルバム『SASABUNE』から「山麓ドライヴ」。やっぱりなじみのある曲はしみじみ。出だしのアレンジをちょっと変えてあったけど、こっちのほうがずっとよろしい。そしてタイトルさながら後半部分のドライヴ感にずっと酔っていたい、そんな気持ちになった日曜日の午後でした。
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