このところ相撲女子の代表として、いたるところで名前を見る市川紗椰29歳。本職のモデルという立場を活かして女性向け相撲雑誌「相撲ファン」の表紙は創刊以来独占、さらに年末恒例のNHK「大相撲この一年」にもしっかりと出演。いまやようやく相撲女子クイーンの地位をゲットしたばかりの、能町みね子のポジションを引きずりおろさんばかりの勢い。
ところが彼女は相撲だけでなく、鉄道・アニメ・ゲームなどにも造詣が深く、さらにオールド・ロック好きだという。先日発売の「レコード・コレクターズ」3月号〜デヴィッド・ボウイ追悼特集においても、“私の一枚”というページに、ピーター・バラカン、土屋昌巳、高橋靖子等そうそうたる10名とともに500字あまりの文章を載せていた(まあ世代的にバランスを取った人選だろうけど)。
彼女が選んだボウイの一枚は「アワーズ」(1999)。なんでも小6(!)の夏に父親の部屋にあった「ジギー・スターダスト」に心を奪われ、満を持して手にした最新作が「アワーズ」だったと。ところが…と続きは本誌を見ていただきたいが、一般的なボウイファンからはあまり評価の高くないこの作品を実にうまく自分の言葉で綴っていて、彼女なかなかのものと言いたくなってくる。
そして彼女はなんとCDデビューも果たしていて、それがあの浅川マキの名曲「夜が明けたら」のカバー、そしてプロデュースがなんと小西康陽だというのだから、この娘はどこまで男心をゆさぶるのか(ゆさぶられているのは私だけか)、ひょっとしてよっぽどキャラ演出に長けた仕掛人が後ろにいるのではないかと疑ってしまうくらい気になる存在なのであります。
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