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2016年02月18日17:03

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<デビュー60周年記念>特別企画『懐かしのフランク永井シングル全集』(10CD+DVD)が来週いよいよ発売

 『懐かしのフランク永井シングル全集』が発売される。前回に引き続いて紹介する。
 ビクターファミリークラブの「ベスト・コレクション春号」に全ページ広告。連携しているコロンビアの通信販売誌にも。
 発売元の説明を見てみると、以下のような装飾過剰そうなフレーズが意気込みを伝える。
 フランク永井、デビュー60周年を機に、発のシングル完全収録盤を発売。デビューからラストシングルまで、偉大な歌謡界での30年の足跡をたどる。昭和歌謡の黄金時代を築いた大歌手の、シングル全曲(初のシングルA面全215曲:デジタル・リマスタリング高音質)を収録した初の大全集。ボーナスDVDにはNHKのアーカイブスから貴重な選りすぐりの映像を特別に収録。フランク永井、30年間の歩みのすべて…。昭和30年代、“魅惑の低音”で一世を風靡、戦後歌謡を築いた大歌手のシングルA面全曲を網羅した愛蔵盤。1956(昭和31)年、ジャズ歌手として発売した初A面曲から1985(昭和60)年まで、豪華作家陣が提供した珠玉の音源で、昭和歌謡黄金時代を再現する大全集。企画監修:高橋まさひと。解説・ディスコグラフィー付。
 CD-BOXは年代順に、次のような構成だ。
 01: 有楽町で逢いましょう(1956-1958)
 02: 夜霧に消えたチャコ(1958-1959)
 03: 東京ナイト・クラブ(1959-1960)
 04: 君恋し(1960-1962)
 05: 霧子のタンゴ(1962-1963)
 06: 逢いたくて(1963-1964)
 07: 妻を恋うる唄(1964-1966)
 08: 大阪ろまん(1966-1968)
 09: おまえに(1968-1973)
 10: 公園の手品師(1973-1985)

 「公園の手品師」は何度も書いていることだが、1956年つまりデビューして2年目に大阪の毎日放送(ラジオ)のホームソングで歌い人気を得た曲で、1958年に「たそがれ酒場」のB面で発売したSPである。これは、息の長いヒット曲で1978年にステレオ録音されてA面で出されたレコードだ。A面にこだわったこともあり、またステレオのこちらがファンの耳に残っていることもあり、盤10に収録された。
 各CDにはおよそ3年分を納めているが、盤9は6年、盤10は12年分。フランク永井大活躍をしていた時期は1970年代までの前半であることがわかる。

 さて今回はボーナスDVDというビデオ収録のリストを紹介する。

01: 逢いたくて(1963/12/31 第14回 NHK紅白歌合戦)
02: 生命ある限り(1967/12/31 第18回 NHK紅白歌合戦)
03: ゴンドラの唄(1968/10/23 歌まつり明治百年)
04: 恋はやさし野辺の花よ(1968/10/23 歌まつり明治百年)
05: 加茂川ブルース(1968/12/31 第19回 NHK紅白歌合戦)
06: 大阪流し(1970/12/31 第21回 NHK紅白歌合戦)
07: 有楽町で逢いましょう(1974/8/3 第6回 思い出のメロディー)
08: おまえに(1974/12/31 第25回 NHK紅白歌合戦)
09: 君恋し(1975/8/2 第7回 思い出のメロディー)
10: 東京午前三時(1976/12/31 第27回 NHK紅白歌合戦)
11: 銀座ブルース(1977/2/20 ビッグショー 松尾和子 〜女ひとりの命をかけて〜)
12: 夜霧の第二国道(1978/10/31 ビッグショー「吉田正 作曲生活30年」)
13: おまえに(1978/10/31 ビッグショー「吉田正 作曲生活30年」)
14: 公園の手品師(1978/12/31 第29回 NHK紅白歌合戦)
15: 君恋し(1980/8/9 第12回 思い出のメロディー)
16: 大阪ぐらし(1980/8/26 歌謡日本百景)
17: 大阪ろまん(1980/8/26 歌謡日本百景)
18: 恋はお洒落に(1980/12/31 第31回 NHK紅白歌合戦)
19: 追憶(1981/7/25 昭和56年度 古賀政男記念音楽大賞)
20: 東京の屋根の下(1981/8/8 第13回 思い出のメロディー)
21: 無情の夢(1981/8/25 特集 NHK歌謡ホール 演歌スペシャル80分)
22: 俺は淋しいんだ(1982/8/7 第14回 思い出のメロディー)
23: 霧子のタンゴ(1982/9/16 この人「吉田正ショー」)
24: 時の過ぎゆくままに(映画「カサブランカ」から)(1982/10/2 映画音楽大全集)
25: こいさんのラブコール(1983/8/13 第15回 思い出のメロディー)
26: マイ・ベイビーズ・カミン・ホーム(1984/10/4 この人「フランク永井ショー」)
27: 東京ナイト・クラブ(1984/10/4 この人「フランク永井ショー」)
28: 有楽町で逢いましょう(1985/8/17 第17回 思い出のメロディー)

 前回も記したように、「04:恋はやさし野辺の花よ」は、たいへんな貴重映像だ。筆者も含めて初めて聴く(当時見ていても記憶にないため)というファンも多いはずだ。また日活の和泉雅子とのデュエットという点でも珍しい。和泉雅子は山内賢と歌ったベンチャーズの「二人の銀座」(1966:東芝レコード)が有名。
 「恋はやさし野辺の花よ」は、浅草オペラの名曲で、田谷力三や藤山一郎など多くの人が歌っている。古いカバーでは「20:東京の屋根の下」「21:無情の夢」「03:ゴンドラの唄」も逃せない。
 フランク永井のデュエットといえば、ゴールデン・デュエットの名を欲しいままにした松尾和子と2曲はいっている。当然「東京ナイト・クラブ」がり、さらに「銀座ブルース」を一緒に歌っている。
 洋楽カバーでは「26:マイ・ベイビーズ・カミン・ホーム」「24:時の過ぎゆくままに(As Time Goes By)」というのもいい。

 全曲目のリストは発売元のビクターのサイトをご参照のほど。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000152/VIZL-941.html
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