しばらくは圧倒されたまま、やがてジワジワと泣けてきた。ありがとうレディー・ガガ、まずは彼女に感謝。まさかここまでやるとは思わなかった。第58回グラミー賞、デヴィッド・ボウイ・トリビュート。ボウイ逝去翌々日のアダム・ランバート大阪公演に始まり、世界中で数多くのアーチストが追悼の意とともにボウイの曲をステージで披露してきたけれど、まさに決定版というべきパフォーマンスを音楽業界最高の舞台で目撃できるとは。
ナイル・ロジャースがプロデュースと聞いていたし、イギリスではなくあくまでアメリカ音楽業界の頂きというべきステージだから、おそらくあの曲をメインにしてせいぜい3〜4曲のメドレーだと思っていた。ところがなんのなんの、多少ぶつ切り感はあるものの、これだけのボウイ名曲を次々とたたみかけるとは。しかもハヤリのプロジェクション・マッピングにはじまって、一曲一曲に綿密な演出が凝らしてあり、何度見ても飽きることがない。
衣装・ヘアスタイル・メイクはあきらかにボウイを意識、そのせいかいつもより面長に見えたレディー・ガガ。しかしこのひとって先日のスーパーボウル国歌斉唱にはじまり、昨年のアカデミー賞受賞式での熱唱そして今回と、アメリカ・エンタメ界のおいしいところを全部もっていってる感じ。正直彼女自身の楽曲はあまり知らないけれど、ライブ・パフォーマンス重視の時代になるだろう21世紀における、最大のポップ・アイコンとしてまちがいなく名前を残すのだろうなあ。
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