先日発売になった「ミシュランガイド 京都・大阪 2016」には、たこ焼きとお好み焼きのお店が合わせて20店も掲載されたと話題になっている。もちろん従来の“星の数”とは別枠扱いでの選出だけど、権威あるグルメガイドが庶民の味を載せたことには賛否両論。関西版が発刊して数年目、そのあたりまで載せないとこの伝統あるガイドブックも売れないってことだろう。
掲載20店舗のうち、半分ぐらいのお店にはすでにお邪魔していたけど、一番驚いたのは所在地が「大阪市 阿倍野区」とあったお店の名前が、なんとウチの筋向いにある、どうしようもなくベタなお好み焼き屋のそれだったことだ。「ヒエ〜 あ、あそこがミシュランに!ま、まさか!?」とビックリしていたら、まったく同じ名前のお店が阿倍野区内にあるとわかった。
ややホッとしつつ、さらに調べたら掲載されたほうのお店にも行ったことがあると思い出した。まあこのジャンルのお店にはよくありがちな名前だったので忘れていただけのこと、美味しくいただいた記憶もしっかりよみがえった。でもよく考えるとウチの筋向いのほうのお店の味と、それほど大きな差があるわけでもない。ひとによってはこちらのほうが美味しいと言うかも。
そう、このたこ焼き・お好み焼きというのは個人の嗜好であっさり順位がくつがえるジャンルなんですよね〜などとエラそうにその特異性を主張しているようだけど、庶民の味というのはもともとそういうもの、イギリスやイタリアのミシュランにフィッシュ&チップスやトリッパのお店が載っているかどうか知らないけど、そのあたりはどこも同じ万国共通のことだと思います。
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